台湾・國立中山大学との短期学生受入プログラムを実施しました
7月11日(木)~21日(日)までの11日間、台湾・國立中山大学より短期留学生9名(引率教員1名)を秋田キャンパスにて受け入れました。本学と両大学は、令和5年12月より学術交流に関する協定を締結しており、国立中山大学の学生が本学を訪問するのは、今回が初めてです。
中山大学は、1980年に設立され、台湾南部にあります。文学部、理学部、工学部、管理学部、海洋科学学部、社会科学部と西湾学部の7つの学部があり、学部生約4,831名、大学院生約5,229名からなる大学です。人文と科学技術を共に重視する研究型大学です。
約11日間の滞在期間中は、秋田キャンパスでの講義体験や専門実験、実験圃場で作物の栽培実習に取り組んだほか、秋田県立大学竿燈会や茶道部の学生と交流し、秋田を代表する祭りや日本文化を学びました。また、キャンパス外での活動も多く企画され、男鹿半島を巡るツアーでは、国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコの無形文化遺産でもある「ナマハゲ」など、地域に根付き育まれている独特の伝統文化を実際に見て、触れて、体験し、男鹿の歴史や文化への見聞を広めました。また、横手市では、果樹産地や味噌・醤油、酒蔵の視察研修を行い、6次産業化と地産地消、秋田の発酵食文化に対する理解を深めました。
本プログラムでは、合同ワークや歓迎レセプションなど様々な交流イベントが開催され、同年代の学生との異文化交流は、文化の違いを実感するとともに、国際交流の重要性を感じる貴重な機会となりました。今後も引き続き、学生や教職員が相互に交流を深めることを約束し、短期留学プログラムを締めくくりました。
[左]福田裕穂理学長 [右]呉長益教授
清新寮にて歓迎会♪
初めてのたこ焼き
講義体験
圃場実習
キャベツとトウモロコシの収穫を体験
たくさん収穫できました!!
植物の専門実験
真剣な様子
本学生とグループを組んで実験
サークル体験
竿燈会と交流 秋田の祭りを体験
「おぉ~」と歓声があがりました
竿燈の難しさも実感!
お囃子♪
茶道部と交流
おいしいお茶菓子もいただきました
茶道体験を通じて日本の伝統文化を学びました
長時間の正座で足が痺れてしまう様子も...
料理同好会との交流
みんなで手巻き寿司
おいしくいただきました!!
学生寮「清新寮」内で送別会
秋田名物「きりたんぽ」を堪能!!
最後まで和気あいあいと交流♪
帰国前、空港にて。
また秋田にいらして下さいね!!
来年には本学の学生を台湾へ派遣する予定となっています。今後も交流の幅を広げ、異文化に対する理解を深めることで、言語や生活、習慣等の相違を越えた学生研究へつなげて参ります。