【スマート農業指導士育成プログラム】農業用ドローン演習
7月11日(金)、アグリイノベーション教育研究センターで、「令和7年度スマート農業指導士育成プログラム」における、農業用ドローン演習を実施しました。本年度のプログラムには、農業従事者や行政職員、農業法人・団体など 24名が受講しており、スマート農業を生産現場で実践するため、ロボット技術、ICT・IoTなどスマート農業の普及に係る幅広い分野について、年間 34 科目 69.5 時間の座学・演習を履修しています。
農業用ドローン演習では、ドローンの飛行原理や活用方法、法令関係や農薬散布の基礎知識などの座学に加え、秋田スカイテック(株)、東光鉄工(株)の幅広い知見を持つ技術者の指導のもと、機体のセッティングに始まり、手動飛行、手動と自動飛行および自動飛行といった各飛行技術を学び、実際にドローンを操縦し農薬を散布する訓練を行いました。
受講生は、「農業用ドローンを使うことにより、省力化に繋がる大きな力になると思うが、少しの不注意で大きい事故が起きてしまうリスクも同時に学んだ。機械や自動化に過信しすぎず、安全第一の意識をもって、取り組んでいきたい」と意気込んでいました。
昨年に続き、技術指導を行った秋田スカイテック(株) 杉本初陽さん(令和3年度アグリビジネス学科卒業)からは、 「年々スマート農業が普及していることもあり、受講生のみなさんからの質問のレベルも上がっていると感じました。私自身も指導する立場として、さらにレベルアップできるよう精進します。受講生のみなさん、一緒に頑張りましょう!」とコメントをいただきました。
秋田スカイテック(株) 杉本初陽さん
(令和3年度アグリビジネス学科卒業)