学生表彰をおこないました(本荘キャンパス)

 令和7年5月21日、本荘キャンパスにて学生表彰が行われました。
 第20回学生ビジネスプランコンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ」東北大会(主催:日刊工業新聞社)において、知能メカトロニクス学科4年(受賞時は3年)・長谷山直飛(はせやま なおと)さんが最優秀賞を受賞されたこと、そして全国大会に東北代表として出場したことを称え、表彰が行われたものです。
 

長谷山 直飛 さんのコメント

 学生表彰を賜りました長谷山直飛です。誠にありがとうございます。
 今回は「キャンパスベンチャーグランプリCVG(https://cvg.nikkan.co.jp/)」という学生ビジネスプランコンテストに私のビジネスプランを応募させていただきました。
 日刊工業新聞社が主催するこの大会で、東北大会では最優秀賞を授賞して地区予選を勝ち上がり、内閣府も後援する第21回全国大会への出場を達成しました。
 応募したビジネスプランは、「鳥獣被害対策ロボット『かみやぎ』の実践的運用」というものです。私が所属する知能メカトロニクス学科人工生体機構研究室(齋藤敬研)発のロボットを活用した社会実装プランとなります。
 今後は、この全国大会出場の実績やそれによって得た人脈、知見を生かして実際の大学発ベンチャー企業の実現に向けて取り組んで参りたいと思います。
 将来的に、課題先進県と呼ばれる秋田県で、研究成果技術や新規事業によって社会課題を次々と解決していくことができるようになればと考えています。
 本受賞に至るこれまで、指導教員の齋藤敬教授による技術提供および事業プランの添削をはじめとして、さまざまな方にご指導やご協力、応援をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。


 また、取材の中で、「全国では無冠となってしまい、とても悔しい思いをしていますが、キャンパスベンチャーグランプリでは一度全国大会に出場するとOB/OG扱いとなり、地区大会最優秀賞受賞者は次回から大会に出場できません。
県大生の皆さんには、ぜひ私の後に続き、本大会にチャレンジしてもらいたいです。全国の名門校の学生たちが鎬を削る中、秋田県立大学も十分戦えると今回分かりました。皆さんの挑戦を応援します!」
という、悔しさの中にも、後輩たちへの前向きなメッセージもいただきました。
 これを機に、今後も挑戦する学生が増えることを願うとともに、長谷山さんの今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。